骨折による神経障害で障害厚生年金2級を受給できたケース
1. 相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代前半の男性でした。話を聴いてみると2年ほど前の通勤時の骨折が原因で神経障害になり、日常生活が非常に不自由な状態。身体障害者手帳はもらっていませんでした。保険会社の知人から障害年金及び当センターを知り、「障害年金の申請をサポートしてください」とのご連絡でした。
2. 当センターによる見解
足の感覚はなく、装具をつけて歩行器も使用中。外出はできない。掃除・炊事・買物等家事はできず、母に任せっきり。入浴は介護チェアを使い、シャワーのみである。という状態だったので、受給の可能性が非常に高いと判断し、すぐに申請するべきだとすすめ、支援の約束をしました。
3. 受任してから申請までにやったこと
① 初診日証明の取得
骨折後、最初に受診した医療機関から受診状況等証明書を書いて頂き、無事初診日を証明することができました。
② 診断書作成サポート
医師に書いて頂く診断書のポイントをアドバイスした(特に現在の病状が骨折と因果関係があること)所、医師も非常に協力的で診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③ 申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。 ご本人からヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
4. 結果
誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級の認定を受け、年額約140万円を受給することができました。
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