初診のクリニックは廃業していたが、うつ病で障害基礎年金2級を受給できたケース
1.相談の電話を頂いた時の状況
相談のお電話を頂いたのは、50代半ばの女性からでした。話を聴いてみると、うつ病を17年位患っていらして、再就職してもすぐに体調悪化になり退職していて、相談時は全く仕事ができない状態との事でした。
医師から障害年金を勧められたが、何をすれば良いか迷っていた所、インターネットで当センターを知り、「障害年金の申請をサポートしてもらえますか」とのご連絡でした。
2.当センターによる見解
通院は継続しているが、抑うつ気分、不安、焦燥、意欲低下、不眠、易刺激性、めまい、希死念慮等の症状は継続している。家の中で横になっていることが多く、掃除や買い物などの家事は家族に任せっきりである。対人関係に強度の不安があり外出が苦痛である。死んで楽になりたいと思い、薬を飲まなかったり、飲みすぎることがある。全く食べない日もある。との事でしたので、受給の可能性が高いと判断し、すぐに支援の約束をしました。
3.受任してから申請までにやったこと
① 初診日証明の取得
発病・初診日が17年位前ということで、当時のクリニックは廃業しており、証明書を取得することはできませんでした。
幸い次に受診した病院に前医からの紹介状が残っていて、そこで、受診状況等証明書を書いて頂き、無事初診日を認めてもらうことができました。
障害年金では初診日がとても重要ですので、諦めずに何かで証明するようにしましょう。
② 診断書作成サポート
医師に本人の苦しさが伝わるように、本人からヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。
③ 申立書の作成
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺い「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
4.結果
誠心誠意努力した結果、障害基礎年金2級に認定され、年額約78万円を受給することができました。
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