身体障害者手帳は3級だったが、多系統萎縮症で障害厚生年金2級を受給できたケース

1. 相談の電話を頂いた時の状況

 最初、ご相談のお電話を頂いたのは60代前半の男性の奥様からでした。話を聴いてみると、約2年前から 歩行時にバランスが取りにくくなってきた。その後、ろれつが回りにくくなり、書字困難になり、歩行時の不安定さもさらに増し、特に階段の昇降時はバランスが取りにくくなってきた。頻尿になり1日に7回位トイレに行くようになってきた。 その後、いつくかの医療機関を受診し、多系統萎縮症と診断された。

経済的に大変になることが予想され、インターネットで障害年金及び当センターを知り、ご連絡頂いたようでした。

2. 当センターによる見解

 症状は、要介護1の認定を受け、一人では外出できない。歩行器を使用している。排便時にはお尻をふくのに介助が必要である。階段は全く昇降できない。日中は椅子に座ったままほとんど動かない。シャツ、上着、下着、ズボンの着脱は一人ではできない。入浴は湯舟への入出、洗髪、身体を洗う時にも補助が必要である。食事は箸が使えず、スプーンを使用しているが、液体を口まで運ぶ時には手が振るえよくこぼしている。書字は全くできない。という状態でしたので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

3. 受任してから申請までにやったこと

① 初診日証明の取得

 何ヶ所か医療機関に問い合わせさせて頂き、無事に受診状況等証明書を取得でき、初診日を証明することができました。

②診断書作成サポート
 主治医は障害年金申請に関して非常に協力的で、診断書に障害の状況を詳細に記載していただくことができました。

③ 申立書の作成
 発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。

そして、ヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

4. 結果

 奥様の協力を得て、誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金2級を認定され、年額約178万円を受給することができました。

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