服薬はしていないが、ADHD・不安障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

1. 相談の電話を頂いた時の状況

 ご相談のお電話を頂いたのは、岩手県の20代後半の男性でした。話を聴いてみると、小学生の頃からチック症状が現れ、中学生の頃からは不登校になった。高校中退後、アルバイトを何とかしていたこともあったが、不安感が強くなり、外出もできなくなった2年位前に、初めて受診し、ADHD・不安障害と診断されたとの事でした。精神障害者保健福祉手帳はもらっていませんでした。

 ご自身で障害年金を申請するつもりでいろいろ調べていたが、一人では手に負えないと判断し、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

2. 当センターによる見解

 岩手県のお客様で、当事務所まで来ることが困難との事でしたので、電話やメールでご相談させて頂きました。対人関係や体調など様々な要素への過剰な不安が見られる。自身が他者に不安感を与えてしまうのではないか、嫌われているのではないかという不安に加えて、夜間に悪夢や動悸が出現することが毎月ある。家族に経済的な負担をかけていると感じており、また将来的な不安からも反応的にうつ状態や運動制止などが出現している。医師から薬物療法を何度も勧められているが、嫌で拒否している。入浴は週に1回程度がやっと。片付けや掃除は全くできず、家族からの多大な援助が不可欠である。という状態でしたので、すぐに申請するべきだと判断し、支援の約束をしました。

3. 受任してから申請までにやったこと

①診断書作成サポート

 発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。医師に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、医師に参考資料として渡しました。苦労した甲斐があって、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。

②申立書の作成

 ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

4. 結果

 誠心誠意努力した結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、年額約78万円を受給することができました。

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