受診していなかった40年間後の再診日が初診日と認められ、障害厚生年金3級を受給できたケース

1. 相談の電話を頂いた時の状況

 ご相談のお電話を頂いたのは50代前半の女性からでした。話を聴いてみると、先天性の股関節脱臼で5歳頃、手術が行われた。その後、家事や仕事など日常生活に何も問題なく過ごしていたが、10年位前から両股関節に痛みが出てきて、両変形性股関節症と診断された。1年前には人工股関節全置換術が行われ、身体障害者手帳の4級をもらっていた。自分で申請しようと年金事務所へ相談に行ってみたが、申請が困難で諦めようと思っていた所、インターネットで当センターを知り、サポートしてほしいとのご連絡でした。

 

2. 当センターによる見解

 障害等級認定基準によれば、人工骨頭または人工関節をそう入置換したものは3級と認定する。となっていますので、障害の状態としては障害年金受給の可能性が高い。

 しかし、問題なのは、5歳頃の受診時を初診日と認定されると当時は未成年なので、障害基礎年金でしか請求できなくなる。障害基礎年金の場合、2級までしか等級がないため、不支給決定を受けてしまう可能性がある。一方、障害厚生年金の場合、3級まで等級があり、受給出来る可能性が出てくる。その為には、厚生年金加入時を初診日として申請・認定されなければなりません。

 本件の場合、5歳頃に手術。その後、自覚症状は特になく、通院や治療は何もしていなかった。また、就職や育児も問題なく過ごせていたので、社会的治癒を訴え、厚生年金に加入していた10年位前の受診時を初診日として訴えることによって障害厚生年金3級を受給出来る可能性があることを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。

 

3. 受任してから申請までにやったこと

①  初診日証明の取得

 5歳頃受診時の医療機関は50年位前だったので、残念ながらカルテは残っていませんでした。しかし、未成年時に身体障害者手帳をもらっていたので、それで未成年時からの傷病であることを証明することはできました。また、10年位前の初診時の医療機関には幸いカルテが残っていてたので、受診状況等証明書を書いて頂き、初診日を証明することができました。

②  診断書作成サポート

 現在の主治医は障害年金の診断書を記載したことがあまりなかったようで、診断書のポイントをアドバイスしたり、修正して頂いたりして、診断書に障害の状況を詳細に記載して頂くことができました。また、手術前のレントゲンフィルムも交付して頂き、申請時に添付しました。

③  申立書の作成

 発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。 ご本人からヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。

 

4. 結果

 誠心誠意努力した結果、無事に障害厚生年金3級の認定を受け、年額約58万円を受給することができました。

 

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