腎盂癌からの慢性腎不全。障害認定日時点で3級、請求日時点で2級を受給できたケース
1. 相談の電話を頂いた時の状況
ご相談のお電話を頂いたのは50代前半の男性からでした。話を聴いてみると、約3年前に突然腎盂がんになり入院。摘出手術後は通院しながら、仕事は何とか継続していたが、約1年後、ネフローゼ症候群になり、最近、人工透析を受けるようになったとの事でした。
将来の不安を考えて、年金事務所へ相談に行ったが、申請が難しいと感じていた所、インターネットで当センターの事を知り、「サポートしてください」とのご連絡でした。
2. 当センターによる見解
症状は、慢性的な倦怠感があるが、仕事は何とかできている状態。
障害等級認定基準によれば、人工透析療法施行中のものは2級と認定する。となっていますので、障害年金受給の可能性が非常に高いことを伝え、支援を約束し、すぐに申請するべきだとすすめました。
3. 受任してから申請までにやったこと
①初診日証明の取得
約3年前の医療機関から受診状況等証明書を取得し、無事に初診日を証明することができました。
②診断書作成サポート
発病してから現在に至るまでの日々の苦しさや困難さを、ひとつひとつ時間をかけて、丁寧に伺いました。主治医に本人の苦しさが伝わるように、ヒアリングした内容をレポートにまとめ、主治医に参考資料として渡しました。
医師に障害認定日当時と申請時の診断書2枚、障害の状況を詳細に記載していただくことができました。
③申立書の作成
ご本人からしっかりヒアリングした内容をもとに「病歴・就労状況等申立書」を詳細に作成しました。
4. 結果
誠心誠意努力した結果、無事に障害認定日時点で障害厚生年金3級に、申請日時点で2級に認定され、年額約185万円を受給することができました。
また、初回振込日に障害認定日からの遡りで3年分の約358万円が振り込まれました。
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